知覧茶とともに、私たちの歴史

全国茶品評会で、
連続日本一を受賞しました。

全国茶品評会3年連続産地賞 農林水産大臣賞受賞

南国特有の温暖な気候と豊かな自然のなかで育まれる知覧茶は、全国茶品評会で連続日本一を受賞。
美しい緑色の水色と、甘みがある深い味わいは、献上茶の栄光もいただきました。

そして栄養たっぷりの知覧の黒土。多くの品種が育ちます。
一般的な「やぶきた」に加えて、香りの強い「ゆたかみどり」や色の良い「あさつゆ」をはじめ、「深むし茶」のブレンド用として多くの品種が栽培されています。

全国茶品評会で、連続日本一を受賞
深むし茶

見立てよりも味本位

「ひと味違う~ 知覧茶園の ふ~かむし茶♪」の CM ソング。鹿児島の方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「仁田尾の知覧茶園」は 1969 年、呉服商を営んでいた初代寅太郎が創業しました。
設立当初から、お茶の中でも特に「深むし茶」にこだわり製造しております。

「深むし製法」は「普通むし製法」より約2~3倍ほど長い時間蒸す製法です。深むし茶は、長時間蒸すことにより、まろやかな甘みと風味が際立ち、濃厚な緑色が特徴です。色合い・味わい・いい香りと 3 拍子そろったお茶ですが、当初は目の粗い急須がほとんどで、急須から茶葉が崩れ出てきてしまうことがあったようでした。お客様からのご指摘も多々あったそうです。
しかし寅太郎は深むし製法に熱い情熱があった為、製法を変えることはありませんでした。
そこで、二代目の仁田尾和人が網の目の細かい急須を考案し、お客様の自宅を訪ねて深むし茶の魅力を直接説明しながら急須を配りお茶を販売したのです。地道な努力の甲斐もあり、徐々にお客様にも受け入れられ今では知覧の「深むし茶」はお茶のプロにも高評価される日本一のブランドとなりました。

知覧の茶畑

知覧茶は本当のお墨付き

知覧茶が高品質な理由は、火山灰による水はけの良い肥沃な土壌と温暖な気候のお陰ですが、独自の統一審査基準を設けているというのも大きな理由のひとつです。南九州市の茶業関係者は 統一銘柄「知覧茶」の品質向上を目的に、厳しい審査会を実施しています。
その審査をクリアしたものだけを知覧茶として出荷しているのです。市町村単位で見るとお茶の生産量は南九州市が全国一位です!

二代目から息子への継承

創業 50 年を経て、先代、先々代から受け継がれた製法を守り厳選された知覧産の茶葉で最高のお茶を作り続けることこそ、私どもの使命だと思っております。
さらに、伝統的なお茶だけでなく、時代のライフスタイルにあわせた「深むし茶ティーバック」や茶葉本来の味を最大限に引き出して作った「知覧茶ボトリング」など新しいことにもチャレンジしております。
是非、薩摩の小京都「知覧」へおいでください。美味しいお茶をご用意してお待ちしております!

1992年南日本新聞の新聞広告

1992年南日本新聞の新聞広告

50周年を機に、前掛けのデザインも一新

50周年を機に、前掛けのデザインも一新